つづき・・その時大人はどうしたか?〜箱の中に詰まった気持ち〜
ある覚悟を決めて仕事帰りに市営団地に向かった。
課せられた責任を感じながら・・・・
団地を一周して子猫を探してはみたものの見当たらない・・・・
やむ終えず知人である母親に連絡を入れた。
子猫は放置されたままで
(大人は何も出来なかった) 同じ市営団地に住む外国人のご家族に引取られたかもだとか・・・・
真相を確かめるために 知人の小学校2年生になる息子さんがその家族の子どもさんと友人だということもあって 息子さんがその子どもさんを外に連れて来てくれた。
家族の反対があったのかどうかは定かではないが 雨風を防ぐ為 箱に入れて置いてあると・・・・
(子どもの気持ちが箱に詰まっている)
早速 私たちは3人で現場に向かった・・・・
箱を開けると弱々しい声でミャ~と鳴いた・・・・
小学校2年生になる○○○君と指きりげんまんの約束をして子猫を連れ帰った。
猫の神様が子猫を預かってくれるよ。
一生懸命元気になるようにお世話をするけど死んでしまうかもしれないんだ。
でもね 大きくなって元気になったら おばちゃんと一緒に この子猫の飼い主さんを探してほしいの。
ポスター作って一緒に探そう。
○○○君が大きくなって 犬や猫を飼うことがあったら 最後まで面倒をみて 可愛がってくれる?
捨てたり虐めたりしないでほしいんだ。
お友達も大切にしてね!
それとね。今日のことは 大きくなっても 覚えていてほしいの。
約束だよ!
○○○君のお母さんが教えてくれなかったら 子猫を助けることが出来なかったかもしれない。
お母さんは とっても優しくって勇気をもった人だね!
お母さんにありがとうって言おうねぇ~。
猫の神様のところに連れて行くね。
社会の中には 大人の矛盾した行動や考えが沢山ある。
いつから行動や考えが矛盾してくるんだろうねっ♪
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