かわいそうなまち“浜松”

makotaku

2007年06月21日 15:11

朝から野良猫問題の相談に奮闘した。

とあるお宅で野良猫が子猫を産んだ。

目の前の子猫をどうするかという問題と増えてしまう問題

この2つの解決策を当事者と考えた。

しかし 最大の問題は住み着いている猫の数にあった。
数十匹もの野良猫が家主から餌を与えられていた。

家主は目と耳が不自由な老犬と暮らす高齢の女性である。

経済的に問題はないようだ。

しかし 困った事に野良猫がかわいそうだから餌を与えているだけで 責任を感じている様子が全く私に伝わってこない。

困って面倒がみれなくなったら保健所が野良猫を連れて行ってくれるからと言う始末である。

保健所が野良猫を連れて行ってくれると思っている家主に言った!

『保健所に相談してみて下さい』

家主が野良猫が多く困っている事を伝えると・・・
電話の向こうから
『連れには行けません。連れて来てくれたら処分します。』
相談の背景も聞いてくれない事実に胸が痛くなった。
電話は1分で事足りた。
増やさない事の大切を伝えてもらえない。
命の重みを伝えてもらえない。

相談業務を遂行してもらえない。