パンドラの玉手箱〜自遊人〜

とうとう母猫を捕獲することは出来なかった。


なぜ母猫から優先的に捕獲をしなかったのか？！
せめて子猫は２週間だけでも母猫に面倒をみせればどうだろうか？！
くわえていった子猫は母猫に委ねれば良かっただろうに？！
常識の範囲の模範的な方法や対策だ。

十分にわかって理解している。

しかし 現状はどんなに相談者が頑張っても母猫を捕まえる事は出来なかった。乳飲み子猫といえども猫がそこにいて増えれば相談者は周囲の標的となる。
くわえていった子猫が成長すれば猫が増えることにつながる。
相談者は限界ギリギリだった。


子猫は初乳もままならず吸いつく力もおぼつかないであろう。
生後数時間で母猫から離され生存率はとても低いであろう。
母猫は子猫を取り上げられて一生懸命に探し鳴くであろう。

人と猫の命の間組で猫の命を考えながら人の命を優先した。
子猫４匹はお世話になっている仲間に世話をお願いすると快く承諾してくれた。

どうか育ってほしいと願わずにはいられない。

そして 自分は素敵な周囲のみんなに支えられているんだと改めて感謝の心でいっぱいだ。

そこに猫がいなければ こんなに苦しむ事はないであろう。悲しむ事も悩む事もなかろう。
争うことも罵りあうことも・・・
そこに猫がいなければ・・・

私は猫を助ける事は出来ません。

誰かにお願いをして助けていただいています。

だから 人の心を裏切らないように活動して 命は大切なんだと諦めないで伝え続けていきたい(*^_^*)